AI動画 プロンプトガイド

画像から動画のプロンプト:カメラワークと動きの書き方

Image-to-Videoでは、開始画像が人物・構図・照明・スタイルをすでに決めています。テキストは「このあと何がどう動くか」に使い、カメラの動き、被写体の動作、周囲の動き、方向、速度、タイミングを必要な分だけ追加します。

実際に試す

開始画像をアップロードしてカメラワークをテスト。

動きを選ぶ

24種類を見比べてカメラ経路を決めます。

カメラ指示を作る

動き・被写体・環境・構図を分けて組み立てます。

結論

画像の説明は画像に任せ、プロンプトは「動き」に使う

RunwayとGoogleの現在のImage-to-Videoガイドはいずれも、入力画像を視覚的な開始状態として扱い、テキストではカメラ・被写体・環境の動きを中心に指定する考え方を示しています。画像にすでに写っている内容を長く繰り返すより、時間変化を具体的にする方が調整しやすくなります。

5つの動き要素

カメラワーク

ドリー、パン、オービット、トラッキング、固定など

被写体の動作

歩く、振り向く、手を伸ばす、静止する

周囲の動き

カーテン、雨、水面、車、反射など

方向と速度

左・右・前進・後退、ゆっくり・速く

タイミング

静止から開始、順番に動く、終点を決める

使いやすい基本形

The camera [movement + direction + speed] as the subject [subject action]. [Environmental motion]. [Timing / end frame if needed].

固定構文ではなく、必要な要素を見失わないための編集用フレームです。

画像から動画のプロンプト例

被写体カメラ固定

固定カメラで被写体だけ動かす

Locked camera. The subject slowly turns toward the window while curtains move gently in the background.

ポイント: 構図を固定し、動きを被写体と背景だけに限定します。

フィックス(固定カメラ) の詳細
被写体

ゆっくりドリーイン

The camera slowly dollies in toward the subject, ending in a medium close-up as the subject raises their eyes toward camera.

ポイント: 物理移動、速度、終点の構図、被写体の動作を分けています。

ドリーイン の詳細
被写体

商品をオービット

The camera slowly orbits left around the product, keeping it centered while reflections shift naturally across the surface.

ポイント: カメラの回り込みと、反射の変化を別の動きとして指定します。

左オービット の詳細
被写体

動く被写体を追う

A smooth tracking shot follows the cyclist from the side at matching speed while trees slide past in the background.

ポイント: 被写体との相対速度と背景の流れで移動感を出します。

トラッキングショット の詳細
被写体

空撮でスケールを見せる

An aerial camera slowly pulls backward and rises from the cabin, revealing the surrounding forest and distant mountains.

ポイント: 開始画像を説明し直さず、時間とともに何が見えるかを指定します。

空撮プルバック の詳細
被写体

パンで隣の空間を見せる

The camera slowly pans left from the doorway to reveal the subject at the desk. The subject remains still.

ポイント: カメラ位置を移動させず、回転だけで隣の領域を見せます。

左パン の詳細

元画像の品質を先に確認

顔・手・輪郭・奥行きに大きな破綻があると、動かしたときに問題が目立ちやすくなります。狙うカメラ移動に必要な前景・中景・背景の手掛かりがある画像を選びます。

1回で完成させない

まず主動作だけを試し、失敗原因が方向・速度・構図・被写体の動作のどれかを判断してから1項目だけ変更します。

よくある質問

画像から動画のプロンプトには何を書く?

最初に最も重要な動きを書きます。必要に応じてカメラワーク、被写体の動作、周囲の動き、方向、速度、タイミングを追加します。毎回すべてを書く必要はありません。

入力画像を文章で説明し直す必要はある?

通常は必要ありません。入力画像が人物・構図・照明・スタイルの開始状態をすでに示しているため、テキストは主に「次にどう動くか」に使います。

プロンプトは長いほど良い?

長さより、動きを具体的に書けているかが重要です。まず短い指示で試し、必要な要素だけ1つずつ追加します。

カメラワークはどう指定する?

dolly in、pan left、tracking shot、orbit、crane、locked camera など、物理的な動きを直接書きます。必要な場合だけ速度や終点の構図を追加します。

ネガティブプロンプトは使う?

モデルごとに扱いが違います。Runway Gen-4系では否定文より、望む状態を肯定的に書く方法が案内されています。

参考資料

画像から動画のプロンプト|カメラワーク | AI Camera Movement